本校は、坂戸市西部の清流高麗川を望む丘の上に位置し、豊かな自然環境に囲まれるとともに、万葉集にも歌われる大家が原、伝統芸能の入西くどき・北浅羽の獅子舞などの歴史的・文化的環境にも恵まれた場所に立地しています。
「若宮中学校」は、坂戸町立入西中学校及び大家中学校が統合し誕生した坂戸町立西部中学校(昭和41年4月設立)を前身の中学校としております。この時は、旧入西中、旧大家中の校舎を使用し、生徒数531人でのスタートでした。
昭和42年には、現在の場所に新校舎が完成し、この年の9月より現校舎を使用しての授業が開始されました。そして、学校名称も若宮中学校と改められ現在に至ります。この年の11月15日に新校舎の落成祝賀会が挙行され、この日を開校記念日として定めました。
学校教育目標:「自ら考える力 信頼する力 健やかな体」
目指す学校像:「感動と笑顔あふれる学校」
○互いに学び合い、学ぶ喜びがあふれる学校
○学校行事に燃え、達成感があふれる学校
○自己理解と自己有用感が育つ学校
学校経営方針:「一隅を照らす」
一人ひとりがそれぞれの持ち場で最善を尽くすことで、学校全体が明るく照らさる。
令和という新しい時代とともに、新型コロナウイルスが猛威を振るい、否応なしに今までと異なる毎日を送らざるを得なくなりました。これからの時代を生きる子どもたちの未来には、この先にどのような変化があり、どんな世界が待ち受けているのでしょうか。私たち大人には、想像もできないような新しい時代を生き抜くことができる子どもたちを育てていくことが学校に求められていると感じます。
本校は、伝統ある地域と新しく住宅地として開発された地域とがあり、加えて通学域自体が広く、多様性に富んだ学区となっています。そのため、多様な背景を持つ生徒が共に過ごしており、お互いに影響を与え合い、それぞれの学びを深めています。
この特色を生かすとともに、小中の連携や、地域の支援のもと、教育活動がより良いものになるよう、授業改善に努めてまいります。
若宮中学校は、生徒一人ひとりが主体的に、これからの社会を生き抜いていけるよう、一人ひとりの自己実現するための力を大切に育ててまいります。
校長 小峰 大吾